社会人におすすめの経営学の本・テキストー人的資源管理・リーダーシップ・コーチング編

MBA体験記

実際にMBAで教科書や参考のテキストとして使っていた書籍で、社会人が経営を勉強するのにおすすめなものを紹介します。

今回は、経営の中でも、人的資源管理・リーダーシップ・コーチングに関する書籍です。

基本、自分が読んだものベースなので、書籍に偏り等があるかもしれませんが、ご理解ください。

人的資源管理の分類

人的資源管理は、ヒト・モノ・カネ・情報の 4 つの経営資源のうち、ヒトに関する企業の管理(マネジメント)活動の総称です。

ヒトに関する企業の管理活動は、かつては「労務管理」や「人事管理」という名称が使われていましたが、アメリカで経営資源としての人材管理を表すHuman Resource  Managementが使われるようになると、その訳語として人的資源管理が使われるようになりました。

その要素としては、雇用管理制度、人材育成制度、評価制度、報酬制度、福利厚生制度、労使関係制度などが代表的です。

特に、人材育成に関しては、従業員の研修制度やリーダーシップ、そのためのコーチングといった学問とも関連しています。

今回は、人的資源管理、リーダーシップ、コーチングの3つの観点で書籍を紹介します。

人的資源管理の書籍紹介

入門 人的資源管理

著者は、奥林 康司、平野 光俊、上林 憲雄です。

一般的な人的資源管理論に関する項目が網羅されていますので、初学者におすすめできる書籍です。

各章の冒頭でPointやKey wordがまとめられていたり、図解での説明があるなどわかりやすい書籍です。

管理職になったら読んでおきたい一冊です。

リーダーシップの書籍紹介

リーダーシップ入門

著者は、日本のキャリア研究の第一人者の金井 壽宏です。

最強の「リーダーシップ理論」集中講義

著者は、小野 善生です。

こちらリーダーシップに関して入門者向けに簡易まとめられています。

リーダーシップの全体像を把握するのに役立つでしょう。

サーバントリーダーシップ

著者は、ロバート・K・グリーンリーフ、金井壽宏です。

リーダーシップというと、強烈に引っ張っていくタイプをイメージする人も多いかもしれませんが、本書では、サーバント=奉仕がリーダーシップの本質ととらえ、研究を進めています。

周りを引っ張っていくことができないなどと、リーダーとしての在り方に悩んでいる人にもおすすめです。

コーチングの書籍紹介

コーチング・マネジメント

著者は、伊藤守です。

国際コーチ連盟マスタの認定コーチが、理論から実践までを体系的に著した基本書です。

教えるだけのティーチングとは異なる、コーチングとしての接し方などのコーチングスキルについても説明されています。

人材育成に関わる人にはおすすめです。

こちらは、Kindle Unlimitedで読むことができます。

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マネジャーのための交渉の認知心理学―戦略的思考の処方箋

著者は、マックス H.ベイザーマン、マーガレット A.ニールです。

「話し合い」の技術―交渉と紛争解決のデザイン

著者は、ウィリアム・L. ユーリ、ステファン・B. ゴールドバーグ、ジーン・M. ブレット他です。

「よい質問」をする技術

著者は、粟津 恭一郎です。

日々の会話のちょっとした質問であっても、相手に気づきを与えるよい質問になりえます。

コーチングなどで、良い質問をするための指針を示してくれる一冊です。

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今回はここまで~。最後まで読んでいただきありがとうございます!

参考文献

人的資源管理論(上林憲雄;2012)https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2012/04/pdf/038-041.pdf

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